TOP < 事例紹介 < 丸栄石油株式会社(SS総合表彰 セルフSS部門)

石油販売を軸に自動車販売や買取なども行う。
トータルカーライフサポート事業を展開し、
勝ち残るSSをつくる。

石油販売から車検まで、トータルカーライフサポート事業を展開する丸栄石油株式会社。長良店は長良地区の中央に位置し、安定期な収益力を誇っています。2020年の10月にセルフ化し、現在も好調が続いています。青木統括所長をはじめ、スタッフ同士のチームワーク力が、好調に繋がっています。

石油販売を軸に自動車販売や買取なども行う。<br>トータルカーライフサポート事業を展開し、<br>勝ち残るSSをつくる。

SS総合表彰 セルフSS部門

丸栄石油株式会社

セルフカーパドック長良SS

青木 渉 統括所長

目指すは、勝ち残る地域密着型のSS。
石油販売をベースに販売体制を整える

 丸栄石油株式会社は、創業137年で明治時代から続く歴史のある会社です。当SSは岐阜県長良地区の中央に位置し、周囲には新興住宅がたくさんあります。世帯数は2万8000もあり、大きな住宅街に住む人々を支えるSSです。岐阜環状線という大きな主要道に面しており、北側にある山県市などの北部の人たちが名古屋方面へ抜けていきます。周辺の1.5km以内には他のガソリンスタンドはなく、地域密着型のSSとして日々営業しています。
 石油販売を中心に、自動車販売及び買取、整備などを行い、自動車保険も取り扱っています。直営のSSは17店あり、セルフサービスが10店、フルサービスが7店です。長良店のスタッフの内訳としては、社員が4名、アルバイト・パートが12名です。セルフサービスになってから1年半程度のため、社員の方はベテランですが、アルバイト・パートの方は社歴が浅い方がほとんどです。日頃からチームワークを意識していることもあり、スタッフ同士の仲は良いです。
 青木統括所長は、勝ち残る地域密着型のSSを目指しているといいます。
 「トータルカーライフサポートを中心として事業を展開し、勝ち残るSSを作ろうとしています。具体的な目標の数字は、車検は毎月50台で150万円、車販は10台で200万円、自動車保険が20万円、板金が15万円です。これらを収益の柱として考え、日々業務に取り組んでいます」

日頃からチームワークを意識していることもあり、スタッフ同士の仲は非常に良いところが長良SSの良さ。トータルカーライフサポートを中心として事業を展開し、勝ち残るSSを目指す。

2020年10月にセルフ化し、人員不足問題を解決。

 長良店は、2020年の10月にセルフ化をしました。セルフ化した主な理由は、人員不足によるカーケア収益の低下です。
 「2020年の10月にセルフ化をしました。セルフ化をした理由としては、フルサービス時代の人員不足が大きかったです。当時は、アルバイトスタッフが1名しかいない状態でした。そのような状況だと、給油の方に人員を割くという流れになります。ですので、カーケアの受注に関しては、お断りさせていただいたり、別日にしていただいたりなどといった対応をしておりました。それによって、カーケア収益が減ってきたことが、セルフ化を進めた最大の理由です」
 セルフ化したことによって、フルサービス時代との違いを感じることが多くなったと青木統括所長はいいます。
 「フルサービスの時代は、お客様から受注することが多かったです。しかし、セルフになってからは、極力こちらからお客様に話をして、受注するという流れに変わりました。また、セルフ化する際には、既に来ていただいているお客様に継続して利用していただくには、どのようにすれば良いかを一番に考えました。その結果、スタッフに接客サービスの練習を徹底してもらうようにしました。新人スタッフの教育は、自分ができて半人前、人に教えて一人前と思っております。一人ひとりに対して、ホワイトボードを使いながら説明してもらいました。教えてもらったスタッフは、次のスタッフに同じように教えてもらう。そうすることで、スタッフは真剣に学び、どんどん成長していきました」

新人スタッフの教育は、自分ができて半人前、人に教えて一人前。スタッフは真剣に学び、どんどん成長。セルフ化ならではのきめ細かい接客サービスの練習を徹底し収益拡大を目指す。

クラウドソフトとLINEを導入。
全てウェブ上で管理することで、カーケア収益アップ

 クラウドソフトの導入によって、新車販売の見積もり作成が簡単にできるようになりました。
 「当SSは、以前から車販事業をやっております。現在、中古車がかなり高額な商品になってきており、相場も上がっています。この機会に私たちは新車販売に力を入れ、FCに加盟いたしました。同時に全店で使えるように、クラウドのソフトを導入しました。その際、社内で操作方法に関する勉強会を行いました。新車販売の見積もりが簡単にできるようになり、見積もりを出せるスタッフの数が増えております。結果として、車販事業の収益が大幅にアップしました」
 また、LINEを導入し、全てウェブ上で管理するようになり、業務効率化を実現できました。
 「セルフ化するタイミングで、LINEを導入しました。24時間予約受付可能なシステムにして、全てウェブ上で管理するという形に変えました。そうすることによって、今までお断りしていたカーケアの受注が可能になりました。スケジュール管理することで、効率良くカーケア収益をあげることができるようになったのです。なお、LINEの利用者数を増やすために、給油の値引きサービスを実施しました。その結果、利用者数は当初の2,500人から6,300人まで増えました」

LINEを導入し、全てウェブ上で管理するようになり、業務効率化を実現。24時間予約受付可能なシステムにして、今までお断りしていたカーケアの受注が可能に。利用者数は当初の2,500人から6,300人まで増加。

セルフ化によって利益増加。
ピットの入庫台数を増やし、車検や車販の売上も伸ばす

 2020年の10月に行ったセルフ化を機に、利益が増加しました。
 「揮発油は前年比で124%、カーケアは119%、カーケア指数が127%となりました。経常利益は前年比で255%までアップしました。セルフ化することによって、シフトコントロールや経費の削減を実現し、効率良く収益を伸ばすことができました。フルサービスの時代は、赤字と黒字の波が激しいSSでした。しかし、セルフ化した後の2021年度に関しては、毎月黒字化をすることができました。セルフ化することだけで、収益がアップしたわけではありません。実際、来店するお客様の数が大幅に増えたわけではないのです。LINE利用者の獲得、DrivePayの発行などを日々行い、ポスティングも実施しました。そういった地道な活動によって、増販することができたと思っております」
 今後の課題は、ピットの入庫台数を増やし、車検や車販の収益アップに繋げることだと青木統括所長はいいます。
 「フルサービス時代に7回表彰されましたが、セルフになってからも表彰されることは重要です。ですので、次も表彰されることを目指しております。それに向けて、何をするべきかを考え、活動していこうと考えております。今後の課題は、ピットの入庫台数を増やし、車検や車販の収益アップに繋げることです。この先、燃料粗利が減ってきたとしても、それ以上のカーケアの売上によって経営できるようなSS作りをやっていきます」

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